こんにちは、沙織です。
日常生活の中で「なぜか最近、この色が気になるわぁ」ということがあれば、それはあなたの心と”色がもっている意味”が共鳴しているのかもしれません。 長年色と関わってきた画家として、そしてカラーセラピストとしての観点から、「気になる色が教えてくれるメッセージ」についてお話をいたします。
◾️オレンジ色が教えてくれること
カラーセラピーにおいてオレンジ色は"吸収する" 交流する”といった他者との関わりをあらわす色です。一般的なイメージにおいてもオレンジ色は明るさや活発さをイメージする方が多いかもしれません。 何事にも陰陽の両面があるように、色もポジティブな面とネガティブな面を併せ持っています。オレンジの場合は「楽しさ、陽気さ」をあらわす一方、過剰になりすぎたり不足しすぎると「ショック、トラウマ」といったネガティブな意味も含んできます。 昔からこの色が好き、という方はあまり気にしなくて良いのですが、最近急にこの色が気になるようになった、という場合には、色が大切なメッセージを伝えてくれているかもしれませんので、ご自身の心の声に耳を傾けてください。 色の読み解き方はそれぞれの状況において変わりますが、今回は沙織流の読み解き方でお伝えいたしますね。
◾️オレンジは「感情」を消化吸収する色
オレンジを目にした時、あなたは最初にどんなことを感じましたか? あなたが感じたことを信じてくださいね。 私の場合、頭に真っ先に浮かぶのは「感情」というキーワードです。 オレンジ色がとても気になり始めたら「あなたの感情をよーくみてください」と言われています。 感情というと喜怒哀楽のことだと思われるかもしれませんが、感情というのは身体の反応のことです。 あなたの身体が感じているものをキャッチしてください、という意味です。 喜怒哀楽というのは身体の反応に対して名前をつけたもの。 よーくよーく身体が感じているものを味わってみると、喜怒哀楽という名前には当てはまらないような、言葉にならないような微弱な身体の反応もあるはず。 そういった繊細な身体の声に耳を澄ましてくださいというのがオレンジ色のメッセージです。 ご自身が日常、様々な人や環境に触れる中で感じたことを、まずはしっかり身体を通してキャッチし認識することが、腑に落としていくために大切なプロセスなのです。 先ほどオレンジ色は「他者との交流、吸収」をあらわす色だとお伝えしましたが、この色は、身体と心が上手に感情を処理できるように消化吸収のサポートをしてくれるのです。 ほんの1分でもいいので身体に意識を向けてみると、案外とりこぼしている感情がたくさんあることに気が付いて、頑張っている自分を労ってあげたくなりますよ。 オレンジが気になり始めたら、持ち物や洋服、インテリアに積極的に取り入れて、どんどん「豊かな感受性」をキャッチしてみましょう。 <色のお話>次回もお楽しみに!
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