コラージュニスト沙織です。
札幌個展が無事終了し、数日ゆっくり過ごしておりました。札幌でご縁をいただいた皆さま、誠にありがとうございました!
年内の展覧会が全て終わり来年の個展までしばらく間があくため、作品たちの魅力をオンラインで随時ご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
まずは「恋する女神シリーズ」からご紹介していきます。
これまでタグボートオンラインでご紹介してきたシリーズですが、札幌個展に出品した都合により公式オンラインショップでの取り扱いとなります。
〈影絵のようなコントラストで凛々しい女性たちを描いたコラージュの作品〉

「恋する女神シリーズ」のテーマは、『女性が持つ内面の美しさ、繊細さ、凛とした強さ』です。
※ここでいう「女性」とは、性別というよりも性質、『女性性』のことを意味しています。女性性とは老若男女誰もが必ずもっている「感受性、感性、感じる能力」のこと。一方、『男性性』は「女性性で感じたことをベースに物事を言語化、具現化、実行する能力」のことです。そして『女性性と男性性』がバランスよく共存している状態の人を「女神」とわたしは呼んでいます。
女性性と男性性のバランスが整った人って本当に素敵だなって年々思うんです。人生において手を差し伸べ、明るいほうへと導いてくれたのはいつだって女神たちだったし、子供の頃から憧れを抱くのは凛として主体性のある人に対してでした。
「今」をまるっと抱擁しながら、より良い未来を想い描き、先を照らし続ける存在。それが女神。
沙織コラージュアートの作品には「月と太陽」「光と闇」「火と水」「ふたつでひとつ」「陰と陽」などのキーワードがたびたび出てきますが、それは『女性性と男性性』ふたつの性質を象徴したものです。
対極、両極にあるものというよりは〝両輪でまわるもの〟
女神シリーズは人間がもつ本質的な性質を、女性の姿に映して描いた作品たちです。
大切な人への贈り物として、また日々頑張っているご自身への感謝の表しとしてお役立てください。
「赤孔雀」「青孔雀」


代表的なコラージュアートシリーズ「美女シリーズ」からの一作。孔雀の化身である女神を陰陽向かい合わせの対作として描いたもの。孔雀はその美しさから、古来より「幸福の女神」の化身とされています。富と繁栄、家族の幸福などを象徴しています。
背景は有田焼からインスピレーションを受けて描いた東洋的な文様を細かく筆彩しています。女神のシルエットはブラックに染めた紙を丁寧にカットした貼り絵になっており、髪飾りはオリジナルの文様紙をコラージュしてあるため装飾的かつ立体的です。光があたると髪飾りの金箔が煌めく様子をお楽しみいただけます。
「赤孔雀」「青孔雀」コラージュアート
◆素材
イラストボードに和紙/洋紙/アクリルガッシュ/パステル/金箔
◆作品サイズ
縦27.3x横24.2cm
◆額装
白の木製装飾額
◆制作
2018年
それぞれ原画一点もの。
女神シリーズは再製作ができません。ピンときたらその子をお迎えください。

札幌で飾っていたときの風景。
今回は女神シリーズをご紹介しました。次回もお楽しみに!
【新作aiiroの原画入荷しました!】

〈aiiroシリーズ作品〉
「風の丘」 アクリルガッシュ/パステル
心地よい風にいざなわれて、ドライブがてら訪れた丘のある公園。
スカッと晴れた空にオランダ風車とネモフィラ畑が映えていて、
すぅ~っと深呼吸をすると、お日さまのやさしい香りに満たされました。
一年を通して眺めるたび、こころに青空が広がりますように。
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