コラージュニスト沙織です。
4月はずっと楽しみにしていた韓国旅行へ行ってきました。
美術高校時代の親友とソウルで現地集合して、朝鮮の伝統美や最新アート、ドラマのロケ地などをあちこち巡ってきました。
(現地集合までのドタバタ珍道中はinstagramにかきました…^^;)
王宮である景福宮はもちろん韓服で♡
世界中の老若男女が韓服で歩いているのでちっとも恥ずかしくありませんでした(笑)
天気も良くあたたかくて青空に王宮の装飾美と庭園の彩りが映えており、青赤黄白黒を基本とした極彩色の造りは一瞬、仙台の瑞鳳殿を思い出しました。
ギャラリーや古美術、画材屋がたくさんある仁寺洞エリアでは伝統的な韓紙や上質な筆を仕入れることができました。
韓紙は美濃和紙と見た目はそっくりですが、和紙以上にふんわり柔らかくあたたかい感触がして感動!
作品に活かすのが楽しみです。
筆は店主のおじさんと相談しながら、羊の長毛で描き心地が伸びやかなものをいただいてきました。
墨や水彩以外にアクリルガッシュでも使用可能ということなので、aiiro制作で活躍しそうです。
韓屋村エリアは、桜は終わっていましたが季節の花があちこちに咲いていてお散歩日和でした。
伝統的な瓦屋根の家屋は気候に適したオンドル(床下暖房)の構造もあってか、日本の伝統家屋よりすきま風が少なくて暖かそう。
韓国ドラマに出てくるカラフルな敷布団は薄っぺらくて、シルクといえど寒くないのかな〜といつも思っていたので妙に納得。(今回泊まったお宿も床下暖房が入っていてポッカポカ〜むしろ暑いくらい)
はりきって朝早くに行きましたが、一番人気があって今も人が住んでいる家屋の通りは朝10時からしか入れませんのでお気をつけください^^;
地下鉄とバスを乗り継いで訪れた坡州エリアでは、主にドラマのロケ地めぐりをしました。
まずは「キム秘書はいったいなぜ?」に出てくる図書館のある知恵の森へ。天井まである本棚が圧巻です。
出版関係の企業が集まる緑豊かな都市で、韓国に住むならこのエリアがいい!と思いました。
穏やかで静かで、流れている空気が心地良かった。
そこからまた少し足をのばして「九尾の狐とキケンな同居」に出てくる倉庫をリノベーションした人気カフェDirtyTrunkへ。
韓国らしからぬアメリカン?な空間とメニューに今どこにいるのか脳みそがバグりましたが、サラダもパスタもハワイアンなドリンクも全部美味しくて、歩き疲れた身体にエネルギーチャージできました♡
これまた韓国に住むならこんなカフェがあるこのエリアがいい!と思ったのです。
ただし〝北〟にかなり近い…「愛の不時着」にどハマりしたとはいえ現実的には恐ろしい…
工場地帯とアートが融合した聖水エリアでは、「ヴィンチェンツォ」に出てくる青いコンテナのあるCOMMON GROUNDやハラボジ工場、ギャラリーカフェの大林倉庫へ.。
韓国はコンテンポラリー系のギャラリーが多い印象で、飾られてるアート自体は正直イマイチでしたが、とにかく空間がいちいちおしゃれで何かとカラフルなのも好きです。
他にもヘイリ芸術村や、明洞大聖堂など様々なロケ地をキャッキャしながらめぐりました。
美術系女子2人旅だったので、アート要素も堪能できて大満足な韓国旅でした!
栄気を養ったので、5月はオーダー制作や夏の展覧会に向けてガッツリ集中したいと思います。
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