こんにちは、コラージュニスト沙織です。 「好き」という漢字の成り立ちから、本当の意味での「好き」とは何かを考察してみました。
「好」という字は、女性がひざまづく姿を描いた「女」と、幼子の姿を描いた「子」という文字を組み合わせた会意文字。
甲骨文字を見ると、いかにも母親らしい女性が、子どもを抱きしめている様子が描かれています。
つまり「好き」という漢字はもともと、母親が子供を可愛がることを表したもの。
そこからイメージする「好き」の意味するところは、幼い頃に抱かれたあたたかい母の胸、愛しいものを包み込むように見守る慈愛の瞳…
「好き」とは、伝わるぬくもりにほっとして、ただわけもなくうれしくなること。
「好き」という感情は心を熱く満たし、生きる支えになってくれるものです。
好きなものに触れる、身にまとう、没頭することは、人を活き活きと輝かせ、幸福を与えてくれます。
参考サイトより抜粋
昔のわたしは「好き」という言葉に対して 「ドキドキ、ハラハラして、テンション高くキャー!ってなるもの」という意味づけをしていましたが、 これは「好き」というより「興奮」「動悸がする」「むしろ不安」のほうがあてはまっていたかも…(^^; よくよく「好き」と感じるものは何かをじっくり見つめてみると、たしかに ぬくもりが伝わって、あたたかくて、心が安らぐもの が最も好きなものだなぁと感じます。 あたたかい毛布、温泉、朝の小鳥のさえずり、秋の夕焼け色、野菜を煮込んだスープ、優しい笑顔と優しい声、ふわふわのスリッパ、大好きな人の手のひら…etc 好きなものは身近にたくさん存在している。 心と身体はちゃあんと好きなものを知っている。 「実際に感じていること」と「言葉の定義」を一致させてあげると、見えてくる世界が彩り豊かになる。 それからわたしは昔から、 じわっと滲む色のグラデーションが大好き。 夕焼け空や花びらの色彩など、 色と色がにじんでいく様子を眺めていると、心がほっとゆるむかんじがするのです。 だからわたしは絵を描いているのだと思う。
みなさんにとって「本当に心と身体が好きなもの」はなんですか? それに触れると心と身体があたたかくなって ほっとして満ち満ちて わけもなくうれしくなるもの 愛しくかんじるもの と それに触れると心と身体が冷えて 不安でいたたまれなくなって 胸が苦しくなって つらいとかんじるもの 日常的にどちらを選んでいますか? 「好き」なものは何なのかしっかりと自覚して、 自分にとって真に快適なものをたくさん寄せていく人生にしよう♡
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