コラージュニスト沙織です。
この夏、広島個展の流れで山陰地方を一人旅した記録②です。
《自分に還る旅①出雲大社》はこちら

2日目は松江方面へ向かい足立美術館へ。
出雲からまあまあ遠いし混んでるし、かなりの山道と聞いていたので、今朝も余裕をもって早めに出発したけど案外すんなり到着🚗💨(今日は道を間違えなかったよ!笑)
枯山水庭は評判どおりの美しさでした。
「庭園もまた一幅の絵画である」とか
「生の額絵」という言葉を読んだとき
ふと、わたしはなんで「描くこと」しかしないのかな?と思った。
「絵画」は必ずしも描かなくても成立するのに、あらゆる表現手段があるのに…なんでわたしは色を使って描くこと「だけ」にこだわってるんだろう…
もっと自分の表現方法に自由を与えてもいいなと感じた。
今回、広島〜出雲を旅する中でずっと湧いてたことがあって…それは
自分の内側で感じているあたたかい想いを本当はもっと色んな形で出したいのではないか、
本当はもっと誰にも遠慮せず素直になりたいのではないか、
本当はもっと何の制限もなく表現したいのではないか、
本当はもっと…という、まっすぐな表現欲。
歴代の巨匠作品を眺めながら、自分の人生なんだから誰にどう思われようと、もっと主体的に心を表現して生きていこうって今更ながら思いました。
自分に還る旅③へつづく






次回の個展@東武船橋
「沙織コラージュアート展 -光の道-」
会期:9月18日(木)〜24日(水)
(最終日16時閉場)
会場:東武百貨店船橋店5番地5階美術画廊
《在廊日》
沙織:全日程在廊予定
「空間に“深呼吸”を招く蓮池のaiiroシリーズ」
月明かりが水面に溶け、睡蓮が静かに揺れる夜。深く澄んだ青の中に、小さな光が星のように瞬きます。
アクリルガッシュを幾重にも重ね、光と影が織りなす水面の奥行きと煌めきを表現しました。
月明かりがにじむ青のグラデーションは、見る人の心を自然と穏やかに整えるとご好評をいただいています。
リビングや寝室に飾れば、忙しい日々の中でも深呼吸できる時間をふっと思い出させてくれるでしょう。

左:「こころの聖域」SM / aiiroシリーズ / ¥66,000
右:「こころの静穏」F0 / aiiroシリーズ / ¥49,500

左:「Beautiful Day」F8 / aiiroシリーズ / ¥385,000
「星々が希望の灯りとなる舟のコラージュ」
星々の光に導かれるゴンドラ。時間や現実を超えて魂が安心して旅を続ける様子を描きました。
金色の月と流れ星は、不安な波間を照らす「希望の灯り」。「大丈夫、光に導かれて進める」という祈りが込められています。
手のひらに収まるサイズ感で、一日の終わりにふっと目に入るたび、安心と希望を思い出させてくれる「お守りのような存在」をお届けします。

「月の舟-shooting star-」 10×10cm / コラージュアート/¥38,500
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