コラージュニスト沙織です。
この夏、広島個展の流れで山陰地方を一人旅した記録③です。
《自分に還る旅①出雲大社》はこちら
《自分に還る旅②足立美術館》はこちら

今回、出雲と松江だけ行く予定だったけど、ガイドブックで倉敷の美観地区を見た瞬間…
行ったことないのに「懐かしい」「知ってる」という不思議な感覚を覚えて無性に行きたくなり、宿をとりなおして倉敷へ移動🚗💨
出雲から足立美術館へ移動する時もそうだったけど、岡山に入るあたりでも急にわけもなく目頭が熱くなった。祖先に山陰の人がいたのかしら?
15時ごろ倉敷に着いたので、大原美術館をみてからのんびり美観地区を散歩。
暑かったけれど川沿いの風に吹かれる柳が風流で日が暮れるまで眺めてた。
わたくし明治時代の雰囲気が大好きで、子供の頃よく明治村に連れいってもらったから倉敷の雰囲気は大好き。和洋折衷の街並みがたまりません。
るろうに剣心も中学のときから大ファンなんだけど、どうやらロケ地になったみたいね。
前回、竹原に行ったときもそうだったな😅
(それで見覚えがあるのかな…でも川沿いの柳の前に佇む和服の男性の記憶が出てきたのだよ…なんだろう?誰だろう?)
そして繊維産業の街であることも不思議と親近感。
地元の岐阜は繊維産業が盛んだし、母方の実家がもともと機織り工場だったので繊維や織物にはどうしても惹かれます。
ま、名前も「織」だしね(笑)
記憶はともかく、倉敷に行って良かった。
距離的に遠回りになるので行くか迷っていたけれど、思いきって松江をやめて、ゆっくり訪れて大正解でした。善きアドバイザーのおかげです。
記憶の栞に触れる一日でした。
自分に還る旅④へつづく











次回の個展@東武船橋
「沙織コラージュアート展 -光の道-」
会期:9月18日(木)〜24日(水)
(最終日16時閉場)
会場:東武百貨店船橋店5番地5階美術画廊
《在廊日》
沙織:全日程在廊予定
「空間に“深呼吸”を招く蓮池のaiiroシリーズ」
月明かりが水面に溶け、睡蓮が静かに揺れる夜。深く澄んだ青の中に、小さな光が星のように瞬きます。
アクリルガッシュを幾重にも重ね、光と影が織りなす水面の奥行きと煌めきを表現しました。
月明かりがにじむ青のグラデーションは、見る人の心を自然と穏やかに整えるとご好評をいただいています。
リビングや寝室に飾れば、忙しい日々の中でも深呼吸できる時間をふっと思い出させてくれるでしょう。

左:「こころの聖域」SM / aiiroシリーズ / ¥66,000
右:「こころの静穏」F0 / aiiroシリーズ / ¥49,500

左:「Beautiful Day」F8 / aiiroシリーズ / ¥385,000
「星々が希望の灯りとなる舟のコラージュ」
星々の光に導かれるゴンドラ。時間や現実を超えて魂が安心して旅を続ける様子を描きました。
金色の月と流れ星は、不安な波間を照らす「希望の灯り」。「大丈夫、光に導かれて進める」という祈りが込められています。
手のひらに収まるサイズ感で、一日の終わりにふっと目に入るたび、安心と希望を思い出させてくれる「お守りのような存在」をお届けします。

「月の舟-shooting star-」 10×10cm / コラージュアート/¥38,500
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