コラージュニスト沙織です。
4月に入り仙台もようやく春らしい陽気となりました。
ダウンコートや冬物のお洋服を衣替えして、軽やかな色と素材のワンピースを出してきましたよ。
朝夕はまだ少し冷えますが、色もののお洋服がクローゼットにあるだけで気持ちがふんわり明るくなります。
作品名:「ぬくもり」 / 染和紙のコラージュ
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「色は目の栄養」「絵は魂の栄養」
わたしは彩り豊かなものが大好き。なぜなら「色」は目の栄養になるから。
澄んだ青空、
色とりどりの花々、
人々の華やかな装い…etc
四季折々の豊かな色彩に目が喜ぶ。
色は光であり、太陽の産物であり、ヒトとして生きているからこそ感じられる自然の恵み。
太陽光を浴びてセロトニンが出るように、色にもまた心身を整えリラックスさせる力があるため活用しない手はない。
余談ですが日常的に色をたくさん見ているからか、わたしは昔から視力がとても良い。毎日細かい手仕事のデスクワークだし、暗闇で本を読んだりデジタルも好んで使うし目は酷使している方だけれど、40歳を過ぎてもメガネ知らずの人生。
とくに緑は視力の回復に良い。これは黄緑〜緑の波長が目に負担をかけずに知覚できるため、現代人の「酷使した目」の緊張をゆるめて疲労を回復してくれる。なので新緑の季節に散歩したり、植物を育てたりすることは健康にもいいし「目」をいたわって栄養を補うことにもなります。
あたたかい季節にはわたしも朝散歩をしたりお花を見に出かけたり、様々な色を遠近交えながら見ることによって、心身ともにリフレッシュしたりエネルギーチャージをしています。
また、視覚は五感の中で知覚情報の83%を占めていますから、できる限り「美しいと感じる色や形」を自分に与えてあげることは、人生の豊かさに直結するご自愛になります。
運良く自分の感性に響く絵画、作品、創作物に出逢えた時には、魂から全細胞が喜ぶ感覚がします。
そんな時はためらわず展覧会へ足を運んだり、手元に寄せられるものであれば入手して実際に触れる、味わう、ということがとっても大切。そこから重要な人生の学びや気づきに繋がることが多いです。
色が大好き&学生時代に日本画をやっていたこともあって、ここ数年は「天然鉱物」に惹かれることが増えて、ピンときたものを集めて作品創りに活かしたり、ジュエリーに仕立てて身につけたりして楽しんでいます。(コラージュ素材に鉱物や貝などを用いることはよくありますが、いずれラピスラズリなどの鉱物から絵具を自作してみたいなぁ)
これからの季節、ご自身の目と魂が喜ぶ色をたくさん摂取して、彩り豊かに日々をお過ごしくださいね。
では、次回もお楽しみに!
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